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「うんこ」を意図的につくる方法
甘酒酵素水(甘酒水)

効果はそのままでコスパアップ!!すずめ流アレンジ甘酒酵素水(甘酒水)の作り方

スギ花粉が終わって、今、イネ科の花粉の絶頂期。

私はイネ科(特にカモガヤ)のアレルギー歴の方が長く、小学2年生からすでに発症してたので、この時期は鼻炎、結膜炎、喉のかゆみがあるのが、もうデフォルトで生きてきました。

それが、この甘酒酵素水を飲み始めた今シーズン。本当に薬を飲んでいないんです。
飲まなくても鼻が通っているんです。本当すごい。

花粉症にはヨーグルトが効く、と聞いて毎日食べていましたが、全然効きませんでした。

今思うと、花粉症にはヨーグルト、つまり乳酸菌が効くというのはあながち間違いではないんだけど、ヨーグルトを1日1個じゃ圧倒的に乳酸菌の量が少ないし、どっちかっていうと生きた乳酸菌じゃなくて、死んだ乳酸菌の方が効くんだと思います。

乳酸菌のサプリメントは飲んだことないけど、死んだ乳酸菌より生きた乳酸菌を閉じ込めてるタイプが多いから、そのまま飲んでも、便通改善には効果があっても花粉症にはあまり効果を感じないんじゃないでしょうか?どうだろ?

その点、甘酒酵素水は、生きた乳酸菌をじっくり培養させてるから、乳酸菌の数も多いし、乳酸菌が増える過程で死菌もたっぷり出る。

この圧倒的な死菌の数が、免疫機能に効くんだと思います。

手作りする甘酒酵素水の死菌の数は、市販の乳酸菌飲料とは桁違いだと思いますよ!

甘酒酵素水の弱点

しかし、前回ご紹介した南雲先生の考案レシピの甘酒酵素水。ひとつ弱点があるんです。

それは、コスパが悪いこと。。。

乳酸菌代、米麹代など、私が使っている材料を基準に、もろもろを加味すると、500mlで300円前後かかります。

正式には1日に飲む量は決められていませんが、効果を期待するには、大体1回150mlくらいを朝・晩と考えると、作った500mlは2日間で飲み切ってしまうことになります。

単純計算で150円×30日=1ヶ月4500円。

さらに、発酵に2日間かかるので、2日に1回は仕込まないといけない計算。
手順が簡単とはいえ、2日に1回やるのは結構面倒ですよね。。。

そこで私が編み出したのが、水を増量させて発酵させた水増し甘酒酵素水、名付けて「甘酒水」です!

出来上がった甘酒酵素水を水で割るのではなく、乳酸菌を混ぜる段階から水を足して発酵させていくのです。

これだと一気に1.8Lくらいできるので、朝晩2回飲んでも6日間くらい持つので、仕込みの回数がぐっと減ります。

しかも、150mlあたり39円くらいなので、78円×30日=1ヶ月2340円と、だいぶお財布に優しくなります。

では、さっそく作り方をご紹介いたします!

甘酒水の作り方 〜ステップ1:おかゆを作る〜

○材料○

・炊いたご飯 250g〜300g(軽めによそってお茶碗2杯分)
・水     200ml(2カップ)

①おかゆを作る

炊いたご飯とお水をお鍋に入れ、水気がなくなりご飯が柔らかくなるまで10〜15分程度弱火で煮る。

※ 冷たいご飯を使ってもOKですし、もちろんお米からおかゆをつくってもOKです。

※ 出来上がる量に差はありますが、大体360g前後の量のおかゆができあがります。

甘酒水の作り方 〜ステップ2:甘酒を作る〜

○材料○

・おかゆ   360g
・米麹    200g
・水(ミネラルウォーターが◎) 400ml

①材料を混ぜる

ステップ1で作ったおかゆと米麹、常温にしておいたお水をミキサーに入れ、よく撹拌する。

※ 作りたてのおかゆは温度が高すぎるので、しっかり粗熱を取ってから混ぜてください。

※ つぶつぶが残らないようしっかり撹拌した方が、飲みやすい仕上がりになります。

②発酵メーカーにセットする

①で出来上がったものを、発酵用の容器に移し替え、発酵メーカーにセットする。

温度は60度で、時間は8時間にタイマーを設定する。

炊飯器を使ってつくる場合は、炊飯器の内側にふきんをかぶせ、フタを開けたままの状態で8時間保温する。

ここら辺は、基本の甘酒酵素水の作り方と一緒です。

③完成

液体がとろとろになり甘い味がしたら、甘酒のできあがりです。

甘酒水の作り方 〜ステップ3:甘酒を発酵させる〜

○材料○

・甘酒   800〜900ml
・乳酸菌  3〜5g
・水(ミネラルウォーターが◎) 1000〜1100ml

ステップ2の分量で甘酒をつくると、出来上がり量が大体800〜900mlぐらいになりますので、そのまま全部使ってください。

①材料を混ぜる

清潔な2Lのペットボトル容器に、ステップ2で作った甘酒と、乳酸菌、水を入れてよーく混ぜる。

※ ステップ2で作った甘酒は、発酵メーカーから取り出した直後だと熱過ぎて乳酸菌が死んでしまうので、人肌程度に冷ましてから混ぜてください。

※ 全体の量がペットボトル2L容器の9分目まででおさまるよう、お水の量を加減してください。
発酵の際、ガスで液体が膨れ上がってくることもあるので、満タンにいれないで、1割程度容器に余裕をもたせるようにしてください。

※ 乳酸菌の量は最低3gあればちゃんと発酵します。乳酸菌が多い方が、より甘みがなくなり酸味を感じる仕上がりになります。まずは3gから試してみて、お好みで量を調節してみてください。

※ 発酵に使うペットボトル容器は、開封したてのミネラルウォーターの容器を使うと熱湯消毒の手間が省けます。同じサイズの空のペットボトル容器を用意しておいて、混ぜる直前に中身を移し替えて、綺麗な容器を有効活用しましょう!
ペットボトルを使わず、2lのガラス瓶を使っても構いませんが、殺菌処理だけはお忘れなく。

②発酵させる

容器のフタをゆるめた状態にして、直射日光が当たらない暖かい部屋で1日半〜2日間ほど発酵させる。

※ 室温が25度以上であれば1日半、20度前後であれば2日間置いておくとしっかり発酵します。

※ 発酵中、ガスが発生しますので、決してペットボトルのフタをきつく締めないでください!ゆるーく締めるか、爪楊枝で何箇所か穴を開けた上で、口にラップをしてください。

③完成

発酵後は、上澄み液と沈殿物とで2層に分離しているので、よく降って混ぜたらできあがりです。

出来上がった甘酒水は冷蔵庫で保存。
1週間以内には飲みきるようにしてください。

冷蔵庫に入れていても少しずつ発酵していきます。最後の方はより酸味のある味になってきます。

まとめ

これ、本当に作ってみて欲しいんですが、甘みを抑えたカルピスみたいな感じでとっても美味しいんです!

基本の甘酒酵素水よりもはるかに飲みやすくて美味しくて、グビグビっといけちゃいます!

水増ししている分、1回に摂取できる栄養成分量は薄まるかもしれませんが、そもそも続けられなかったら意味がありません。
それよりも継続しやすいことの方が大事です。

コスパもさることながら、1週間に1回程度の仕込みで済むのは本当に楽です。

体質改善、健康効果を望むのなら、まずは3ヶ月続けてみることをおすすめします。

何度も言いますが、私はこれを飲んで花粉症の症状が出なくなりましたから!

声を大にしてオススメします! ぜひぜひ作ってみてください!

おまけ

1週間に1回、それでも作るのが面倒臭い!というそこのあなた!

実は、お金で買えます(笑)

私は買ったことがないので確証ではありませんが、甘酒に乳酸菌を入れて発酵させている飲み物なので、おそらく甘酒酵素水と一緒のものだと思います。

手作りした方が、より新鮮な菌を摂取できますが、これも続けられなければ・・・って話ですので、「手作りめんどい〜」って方はぜひ買って飲んでみてください!