では、いよいよ作り方をご紹介します!
今回ご紹介するのは、基本の南雲先生考案のレシピを元に、私が実際に作ってみて、作りやすいように分量、手順等をアレンジしたものです。
南雲先生のレシピは、初めから炊飯器でつくることを前提としているので、使う分量も出来上がる量も多くなっています。
このレシピ通りの分量だと、量が多過ぎて発酵メーカーが使えません。。。
はじめは少量から作ってみて、慣れてきたら分量を増やして作る方が失敗も少ないですし、かつ発酵メーカーを使った方が簡単ですので、「できあがる量が500mlで発酵メーカーを使ってつくる甘酒酵素水」のレシピをお伝えいたします。
※ 基本の南雲先生のレシピはこちらの書籍を参考にしています。
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ちなみに、こちらの書籍には、甘酒酵素水の基本の作り方の他に、甘酒酵素水を使ったお料理レシピがたくさん掲載されています。
私は甘酒酵素水そのものの味が好きなので、飽きずに飲み続けていられますが、同じ味を毎日飲むことに飽きてしまうという方は、こちらに載っているアレンジレシピはとても参考になると思います。
前菜やスープ、煮込み料理やリゾットなどのメイン料理だけではなく、パンケーキやスムージー、ちょい足しレシピなど、さまざまなパターンで甘酒酵素水を活用できる方法が載っていますので、バリエーションが広がりますよ!
甘酒酵素水の作り方 〜ステップ1:甘酒を作る〜
○材料○
・ 炊いたご飯 150g〜200g
・ 米麹 50g
・ 水 250ml
① 材料を混ぜる
炊いたご飯、米麹、常温のお水(ミネラルウォーターが◎。浄水されていない水道水は×)を、ミキサーに入れ撹拌する。
※ 炊きたてのご飯は、温度が高すぎて麹菌が死んでしまうので、少し冷ましてから合わせるようにしてください。
※ 冷えたご飯でも大丈夫ですが、やわらかめの方が撹拌しやすいので、固くなってしまっている場合は、少しお湯を入れて電子レンジでチンしてから混ぜてください。
※ つぶつぶの食感が残った方がお好みであれば撹拌時間を短めに。滑らかな口当たりがお好みであればしっかり撹拌してください。
② 発酵メーカーにセットする
①で出来上がったものを、発酵用の容器に移し替え、発酵メーカーにセットする。
温度は60度で、時間は8時間にタイマーを設定する。
炊飯器を使ってつくる場合は、炊飯器の内側にふきんをかぶせ、フタを開けたままの状態で8時間保温する。
60度を超えると麹菌は死んでしまいますので、内釜内の温度は60度を超えないよう、下回らないよう、一定に保っておくよう、こまめに確認し調整してください。
③ 完成
液体がとろとろになり甘い味がしたら、甘酒のできあがりです。
甘酒酵素水の作り方 〜ステップ2:甘酒を発酵させる〜
○材料○
・ 甘酒 500ml
・ 乳酸菌 5g
ステップ1の分量で甘酒をつくると、出来上がり量が大体500mlぐらいになりますので、そのまま全部使ってください。
① 乳酸菌を混ぜる
ステップ1で作った甘酒を少し冷まして(40度以下に)から乳酸菌を加え、全体に乳酸菌が行き渡るようよくかき混ぜる。
炊飯器で作った場合は、清潔なペットボトルに移し替えてから乳酸菌を加え、よく混ぜてください。
※ 発酵の際、ガスで液体が膨れ上がってくることもあるので、容量に余裕をもたせた容器を使ってください。
※ 甘酒に乳酸菌を加えた後、さらにミキサーで撹拌すると、より滑らかな甘酒酵素水ができあがります。
② 発酵させる
容器のフタをゆるめた状態にして、直射日光が当たらない暖かい部屋で1日半〜2日間ほど発酵させる。
※ 室温が25度くらいであれば1日半、20度前後であれば2日間置いておくとしっかり発酵します。
※ 酸味が好きな方は2日間しっかり発酵、少し甘みがあった方がお好みの場合は1日半と、できあがりの味の好みで発酵時間を変えていただいても◎。
※ 発酵中、ガスが発生しますので、決して容器のフタをきつく締めないでください!爆発します!
③ 完成
よく振って混ぜたらできあがりです。
できあがった甘酒酵素水は冷蔵庫で保存。
冷蔵保存なら、完成から1週間くらいはもつそうです。
まとめ
混ぜて発酵メーカーにセットして、その後約2日間放置しておくだけなので、そんなに手間をかけずに簡単につくれます。
それでたくさんの健康効果が得られるなら嬉しい限りですね!
ぜひお試しを!!!